ミスタータイヤマン三鷹店

東京都の調布市と三鷹市の境を通る東八道路沿いにあるタイヤホイール専門店

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耐久レースでPOTENZA RE71R

耐久レースでPOTENZA RE71R

参加させて頂いたK4GP富士1000キロでは10時間を4本のタイヤで走り切ります。
そんな足元を支えるタイヤは当店デモカーでも使用しているPOTENZA RE-71Rです。
以前までSタイヤ等を使っていたのですが、
燃費のレギュレーションがきつくなった事で少しでも燃費貢献出来る。
ピットストップを少なくする目的でドライからウェット路面になった時も対処出来る事。
Sタイヤに比べて限界が低くコントロールしやすいので参加してたてのドライバーもいる当チームにはピッタリではないかという事で採用が決まった訳です。

去年から今年はRE-71Rで初めて10時間をフルにドライ路面での走行となりました。
去年の記事はこちら
10時間走行後のタイヤ
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摩耗性能に関しましてはまったく問題のない減り具合でございます。
10時間といってもあくまで燃料の量が決まっているのでペースとしてはこの車で2:30秒から40秒台での走行になります。
私の印象としてはアバルトでのサーキット走行で体感している通りとにかくハンドル操作に対して忠実でブレーキングの限界も非常にわかりやすくとにかく乗りやすいタイヤでコンスタントにラップを刻むような走りでは非常に楽に走れました。
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(ピットストップでのドライバー交代これから2時間の灼熱地獄です)

2時間スティントを2回担当させて頂き、序盤、終盤と乗らせて頂きましたが、最後の方は路面が汚れてきているせいもありましたが、少しタイヤの反応が鈍く感じました。
回転数に縛りがあるためボトムスピードを稼ぎたかったので早めのブレーキングからアクセルオンで大きなラインで走っていたのですが、そうするとイメージよりも外にはらんでくる傾向になりました、慣れるまでは少し怖かったのですが、乗り方を変えてしっかりクリッピングに向かってブレーキを残して走行をするとしっかり曲がってくれてラップタイムも元のタイムに戻っていきました。
熱ダレして低速コーナーの立ち上がりで少しラフにアクセルオンをした際にの滑り出したりもしましたが非常にコントロールしやすかったですし、高速コーナーでリヤに不安を感じるような事はほとんどありませんでした。総じて私としてドライでの10時間耐久レースでのRE71Rの使用アリだなと思います。

特にレースなどではSタイヤの方がグリップレベルが高いのでほとんどのチームがSタイヤを使用しております。ドライバースキルが揃っているチームではその選択がベストだと私も思いますが、RE71Rは非常にコントローラブルでラップタイムも決して悪くない点を考えると、うまい人が少しでも走れるタイヤよりもみんながそれなりに走れてミスしづらいタイヤが当チームではベストな選択だったなと思いました。
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(これだけの大混雑の中を走るとなると中々思い通りのラインは走れませんのでコントロールしやすいタイヤは絶大な安心感があります)
速いラップが1回あっても一度のスピンやコースオフでその速いラップは無意味になってしまいます。それ以上にそれより遅いラップタイムでもそのタイムをコンスタントに刻んでいくことがこのレースでは必須になってきます。
扱いやすいというのも一つ性能だと思います。
これはレースに限らずこれからサーキットを走ってみたい方にもおすすめ出来る部分ですね。グリップするからとドンドンペースを上げていって破たんする所が唐突だととっても怖いですよね。
RE71Rは車の状態がどうなのかを非常に体感しやすいタイヤだと思います。
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皆様のこれからのタイヤ選びのご参考になればなと思います。
また耐久レースにご興味のある方のお問い合わせもお待ちしておりますね。

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