ミスタータイヤマン三鷹店

東京都の調布市と三鷹市の境を通る東八道路沿いにあるタイヤホイール専門店

TEL.0424-82-8231

〒182-0012 東京都調布市深大寺東町8-15-6

ホイールバランス

特殊なホイールのバランス取り

スーパークラシックなお車のホイールバランス作業のご紹介です。

初代マセラッティ ギブリの純正ホイールです。

ただ古いだけであれば特にホイールバランスを取る事自体特殊な事はなんらないのですが、
このホイール(多分カンパ製)はセンターホールの径が非常に小さいのです。
一般的なホイールバランサーのシャフト径では太すぎてバランサーにセットすることができません。

今回はお取引のある業者さんからの作業委託です。

タイヤ新品のミシュランXWXに交換された状態でお持ち込みされました。
にしてもこういったクラシックタイヤをいまだに生産してくれるのはさすが車文化が根付いているヨーロッパならではですね。

当店にあるバランサーではホイール PCDに合わせてセット出来るアダプターを所有しておりますので
こういった場合はホイールナットでバランサーにセットすることで対応することが出来ます。
ホイールバランス
このアダプターのすごい所は3穴から5穴まで幅広く対応出来る所です。
ヒストリックカーだけでなく特殊なホイールで他店にて作業不可とお断りされた物でも
お力になれることがあると思いますので、是非お問い合わせ頂ければと思います。

特殊なホイールのバランス

ホイールバランサーにも色々種類があるのですが、ほぼどのメーカーでも大体全てのホイールのバランスが取れるのですが一部例外なホイールがあったりします。
その一つがプジョーシトロエン系に採用されているセンターに穴のないホイールです。
プジョー ホイールバランス
106.206系などに採用されております。
なぜ開いていないのかは謎です。

そんな場合でも当店にはこのようなホイールに対応出来るようなアダプターをご用意しております。
プジョー ホイールバランス
3.4.5穴PCDも自由自在に変更出来てスタッドとナットでバランサーにホイールを固定します。
今でこそあまり出番はなくなりましたが昔から何かとイタフラ車のご来店の多い当店では必要不可欠な工具です。

ここからは余談で今まで通常のバランス取りが出来なくこちらのアダプターの使用した車たちを私が覚えている限りで。
プジョー106,206系
シトロエン、エグザンティア、XM
アルピーヌA110
ルノースポールスピダーの初期型の5本スポークのホイール。
これはスポークの曲がりがかなりきつくてセンターコーンがホイールに当たってしまい取り付けが出来ないんですね。
ちなみに私が以前所有していた後期型の星型ホイールはなんも問題ありませんでした。
とここまであげてて気づきましたが、、、、全部フランス車笑
以上まったく役に立たない豆知識でございました^ ^