本日はいつもと違った感じで車、タイヤとはほぼ無縁なお話をさせて頂きます。
その地域ごとに決して雑誌やネットの情報だけではたどり着けない地元密着なお店って必ずと言っていいほどありますよね?
慣れない知らない地域に行くとついつい頼ってしまう。ネットや雑誌の情報。
あえてそれを見ずに自分の目と足で発見したお店がおいしかったりすると嬉しいものです。
さてさて当店でお店を構える東京は多摩地区三鷹。
店長マツモトは生まれこそ違えど1歳からこの三鷹の地に住んでおります。
たかが30年ですが、三鷹駅周辺も私が住む駅から離れた店舗周辺も大分様変わりしたように感じます。
その昔道路の幅が30メートルあることから30メーター道路なんて呼ばれていた目の前東八道路もいつの間にか片側2車線の道路になりました。
今日は私が物心ついたときから三鷹で変わらない物の一つをご紹介したいと思います。
初めて行ったのは親に連れられて小学生低学年の頃だったかと思います。
今もまったく変わらないそのお店の名前は『ぺぺらーめん』
地域でも色々となぞの多い店として知る人ぞ知る知らない人はまったく知らないお店です。
色々謎な理由の一つは店舗の外観にあります。
入り口です。
暖簾や看板はありません。正確には看板はあるのですが、店内に置いてあります。店外に出している所を見たことはございません。
札が営業中でないときは扉の前までカーテンが閉まっております。
営業時間もお昼の2時間ほどと夜は10時ぐらいから1時ぐらいまで。
夜の営業は開店時間がまちまちで着くまでやっているかどうかドキドキしながら向かうのが通の楽しみ方です。
看板も暖簾もないお世辞にも入りやすいとは言えない店構えですが、いざ入店するといつもお店は満席に近いほど大入りです。
オープンキッチンにカウンターが10席ほどと、4人掛けのテーブル席が2つ。
ご主人と奥様の二人で昔から営業しております。
昔からいつも二人での営業です。
奥様が注文を受けご主人が作り奥様がお会計。
その様子はオープンキッチンスタイルなのですべて見ていられるのですが、
この二人の無駄のない一糸乱れぬ動きを見ているだけで待ち時間なんて忘れてしまいます。
そしてこのお店の驚きポイントはまだまだあるのです。
伝票、電卓、レジの類が存在しません。
すべて状況を把握しているのは奥様です。
注文を順番通りにご主人に伝え、お会計はすべて暗算。
しかも常連さんにはいつもの?
ご飯の量はいつも通りでいいの?
などなどこちらから言わなくても色々と気を使ってくれます。
更にサービス出てくる麦茶もなくなるとすぐに気づいておかわりをついでくれます。
この気配り心配りがいつ来ても本当に気持ちいいのです。マニュアル化された接客ではなく本当の血が通った接客だなと、一長一短では真似出来ない二人の仕事風景には、お客様と接し大切なお車をお預かりし作業を行う当店としては見習うところばかりで、いつも注文の品が来るまで二人の動きについついに見とれてしまいます。
味もそうですが、長く皆様に愛されるお店っていうのは結局こういうところなのだなと、昨日夜中11時過ぎに一人定職7番を食べながら思った次第です。
こちら鶏肉とピーマンとナスとタマネギのからし炒めというのが正式名称ですが、常連さん達はメニューの上にふられた番号で注文します。
なおご飯はこれが普通盛りです。大盛りを頼まれる際は覚悟を決めて挑んでください笑
いつもおいしいご飯ありがとうございます。
当店も負けぬよう地域の皆様に愛されるお店になれるようこれからも精進していきます。
なおぺぺらーめんについてもっと知りたい!ラーメン出てきてないじゃん?
なんてこのお店が気になってしまった方は当店スタッフに聞いてみてください。スタッフ誰でも大丈夫です。スタッフみんなこのお店の虜ですから笑