チューブレスバルブには大きく分けて2種類存在します。
外見がゴムで出来た一番一般的なバルブ、うちでは通称ゴムバルブなんて呼んでます。
ほぼすべての4輪用のホイールに適合致します。
もう一つは金属でできていてゴムのパッキン をナットで締めて固定するタイプの、金属バルブとうちでは通称呼んでおります。
かなりたくさんの種類があってホイールの形状によってパッキンの大きさなども様々です。
ドレスアップ系のホイールには必ずと言っていいほどこちらのタイプが採用されているのはなにより見た目がカッコ良く見えるからだと思います。
さてこちらの写真に写っているいるのもそんな金属バルブの中の一つの種類でございます。
ホイールに装着するとこんな感じです。
フタを外すした写真です。
真ん中に見えているのが通称ムシと呼ばれている、バルブコアです。
これをネジ回しの要領で外すと中の空気が一気に抜けます。
ではどうやって空気を充填するのか?
付属のエクステンションをねじ込みます。
これがないと空気を入れる事が出来ません。
こんな見た目だけのバルブ使う意味ないじゃん!?
とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
これ実は見た目だけ恰好だけではない用途がちゃんとあるんです。
オフロードを楽しまれるユーザーさんは道なき道を開拓しつつ進んでいきます。
そんな中で砂利よりももう少し大きな石が敷き詰められたような所を走る時、砂利が深いとタイヤは当然なが砂利に埋もれていきますよね。
タイヤのサイドウォールよりも深かったらホイールにまで砂利がかかります。
そんな時バルブがでっぱっていたら、、、、、?
もしかしたらバルブが根元から折れてしまうやもしれません。
そんな時このバルブでしたらトラブルフリー間違いないでございます。
余談ではございますが、私店長マツモトはサーキット走行に愛車を駆って楽しんでおりますが、サーキットでコースオフした際にあるグラベル。
ここに突っ込むとまさにそんな状態になるのです。未だかつて私の周りでは折れたという話は聞いたことがありませんが、トラブル回避の為サーキットを走るホイールは個人的にはゴムバルブを装着していたります。
以上生きていく上ではまったく役に立たないタイヤ屋さん的雑学でございました。