KWのセカンドブランドSTの車高調をABARTH500にお取り付けさせて頂きました。
減衰力の調整機構がついていなかったりと仕様を簡素かすることで低コストでのセットになっております。
とにかく車高下げたい。というエントリーモデルですね。そんな中でもKWのノウハウの入ったこちらのモデルはお店としても安心しておすすめ出来るモデルですね。
フロント取り付け後の写真
車体への固定するボルトの穴が長穴加工されておりますので、キャンバーを調整して取り付けられます。
試しに最大までつけてみましたら5度ほどつきました汗
今回はストリートでの仕様で高速走行などの快適性を犠牲にしない範囲ということで控え目に2度程つけて取り付けさせて頂きました。
またメインスプリング以外にヘルパースプリングがついているのでネジ式車高調ですが、ローダウンしていってもバネが遊ばないようになっておりました。
リヤ取り付けの後の写真
アジャスターの調整幅は約3cmほどでしたが、アバルトの場合とにかくリヤの車高を落とす事に苦労しますので、ほとんどのお取り付けは調整幅目いっぱい低く取り付ける事になると思います。
純正のKONIダンパーからの比較写真です。
画像の色が大分ちがいますが、コントラスト、ハイライトを強調してタイヤハウスのクリアランスを分かりやすくしているためでございます。
ばみっておいてほぼ同じ位置で撮影したのでリアルなダウン量はこんな感じでございます。
いかがでしょうか?とても低く構えたスタイルになりました。
フロントはキャンバーを入れた事で10mmスペーサーを追加してよりワイドなイメージになりました。
どうしても気になるリヤのタイヤハウスのクリアランスも綺麗に埋まりました。
点検を含め試走させて頂きました所、コンフォートな部分には比較的すべてのユーザー様におすすめ出来るかなという印象でした。
低速での入力には非常に快適なイメージです。
お預かりでの対応となった今回の作業ですが、低く構えたご自身の愛車に再会して喜ばれている姿を見たときはこちらまでうれしくなってしまいました。
ご満足のいく形に出来てよかったです。
当店ではオリジナルのENDLESSの車高長をはじめTHREEHUNDREDのオリジナルOHLINSを中心にその他KW.ビルシュタインなどなどたくさんのメーカーを取り扱っておりますので、お客様のニーズに合わせて色々とご相談に乗ることが可能ですので、是非迷っている方はご相談くださいね。