ミスタータイヤマン三鷹店

東京都の調布市と三鷹市の境を通る東八道路沿いにあるタイヤホイール専門店

TEL.0424-82-8231

〒182-0012 東京都調布市深大寺東町8-15-6

ミシュランパイロットスポーツ4を履いて一年今改めて思う事。

ミシュランパイロットスポーツ4を履いて一年今改めて思う事。

いつも大変お世話になっているアバルトプントエヴォのオーナー様

以前当店にてパイロットスポーツ4を装着させて頂き、とても貴重な生の声を頂きました。
非常にご好評頂いているこちらの記事なのですが、

今回は装着から約一年、交換後走行約1万キロ走って今どうかというとても貴重なレビューを頂きましたので、是非ご紹介させて頂きたいと思います。
減っている状態から交換した状態で良くなるのは正直至極当然な事でもございます。
あえてしばらく走った今感じている事をまとめて頂いたタイヤのレビューって中々ないものだと思います。更に言えば一般のオーナー様のお言葉ですので、今まさにミシュランパイロットスポーツ4をご検討頂いているオーナー様には是非ご覧頂きたい内容でございます。
以下オーナー様をより頂いたテキストより引用です。


ミシュラン パイロットスポーツ4(PS4)、装着後約1万キロを走って
グリップを使い切れる、という充実感
「安心」って、その瞬間には分からない。
何かコトが起こって、そのあと初めて実感するものだ、と思う。
地震が起きた → でもこの家は壊れずに家族を守ってくれた → この家、安心だなぁ、よかったなぁ。っていう感じ。
それはタイヤも同じだな、とミシュラン パイロットスポーツ 4(PS4)に履き替えて思った。
現在、交換してから1万キロちょっと。
装着しているのがアバルト プントというクルマの特性上、スポーティに走るシーンは確かに多い。一度、サーキット走行もしている。
公道のワインディングでは、しっかり、軽快、安心。
ハンドルやブレーキを通してタイヤにムチャ振りしても、
ゴムが溶けるにおいをさせながらも“そのくらい、へーきへーき”という感じで応えてくれる。
グリップは僕くらいのヘタレがちょっと頑張った程度のスピードなら、何の問題もなし。
というか、ハイグリップタイヤみたいに底なし沼のような
超絶グリップではないことが気に入ってる。
グリップを使い切れる、俺はこのタイヤを使ってる、って実感できる。
それに、クルマの姿勢がハマる=タイヤにきちんと荷重がかけられるようになると、
面白いようにクルッと回ってくれる。交差点の右折などで、
ブレーキを残すタイミングとハンドルを切るタイミングがピタリと合ったときなんか、
ハッとするほどキュンと曲がってくれる。
あ、クルマってこんなふうに曲げるんだ、
これがトラクションというものか! と、何となく先輩諸氏の極意に近づけた気がして嬉しい。
そしてそれが、街中のわりとリーズナブルな速度域で体験できる。
ただし、まだまだ僕がヘタレで再現性が低いのが最大の難点だけど。
以前履いていたハイグリップタイヤでも感じられないことはなかったけれど、
めちゃめちゃ荷重をかける=スピードを出さないとダメで、
自分のヘボさも合わせて危なくて仕方なかった。
タイヤ自体が軽いせいかレスポンスは軽快。路面の悪い峠の切り返しなどでも、
ハイグリップタイヤのようにドタバタせずスッと方向を変えてくれる。
そのときの身のこなしが軽快でスポーティ、気持ちいい。
そんなわけで、自分なりに思い切り走らせて、峠の頂上とかでひと息入れながら
「あのコーナーは上手くクリアできた」「でも、あそこはもうちょっとだったな・・・」などと。
で、最後に「タイヤくん、いつもムチャ振り、スマン」などと、
そこまでのコーナーでの悪行三昧(?)を反省しつつ、思ったりするわけです。

雨の高速、濡れた路面、急な進路変更
その一方で家人を乗せてスーパーに買い出しに行ったり、
家族4人で高速道路を長駆、実家に帰ったり。そんな普通のクルマとしての利用シーンも多い。
雨の日、家族4人で帰省したときのこと。
早く実家に着いてビール飲みたいな、、、などと思いつつ、
雨にもかかわらずちょっと速いペースで走っていた高速道路、
ゆるやかな左コーナー、しかもトンネル出口、そして濡れてる路面。
そこでトラックが不意に車線変更してきた。おいおいミラー見てんのかよ、
と悪態つきながら車線を変え、アクセル踏んで難から逃れた。
4人乗車プラス荷物、つまりほぼフル荷重のクルマで、
高速での進路変更というかちょっとした危険回避、
さらに雨、しかもトンネル内のセミウェットから外のヘビーウェットへ。
そんな悪条件てんこ盛りの中でも、何の破綻も、いや破綻の予兆すらなく、
僕が思ったとおりの軌跡を路面に刻み、動くシケイン状態のトラックをやり過ごすことができた。
ハンドルを握っている僕以外、家族はみんな寝ていたのでそんなプチパニックが起きていることも知らず、この日も無事に実家へ。
で、ビールをプシュッと開けながら、
「今日もこのタイヤのおかげで無事に帰れたなぁ」と、
あのときの自由自在の挙動を思い出しながらふと思ったりするわけです。
そんな感じでこのPS4、どんなシーンでもさらっとオールマイティに、しかもいい感じに応えてくれている。
で、走り終わってから「なんか良かったね」と、しみじみ思うんだ。
それを世間では「安心」とか「信頼」とかいうんだけど、
なんかもうちょっと気の利いた良いコトバがないものか。
あればもっとこのタイヤの良さが伝わるんだけど。
「親の小言と冷や酒はあとから効く」なんて落語で言ったりするけど、
「このタイヤの安心」というのも、付け加えたい。
1年経過のちょっとしたデータと、ちょっと嬉しいコト
ディーラーで1年点検を受けたら、タイヤの残り溝を測ってくれていた。
F:4.8mm

R:4.5mm

FFなのにリアの残りが少ないのはタイヤローテーションのせい。このタイヤで1回、筑波サーキットでの走行会で約20分のサーキット走行を経験している。そのとき、フロントに履いていたタイヤが、ローテーションでいまリアに付いている。
ちなみに装着は約1年前、走行は12,000キロ弱。
走行パターンとしては次のような割合だと思う。
サーキット:1回(20分程度)のほか
山道でのスポーツ的走行:約20%
高速道路:約20%
夜の一般道:約20%
一般道:約40%
新品時のPS4の溝は正確な数字は分かってないけれど、残りの溝深さからしてライフ後半にさしかかっている模様。このままいけば2万〜3万キロで交換、という感じだろうか。


オーナー様ありがとうございます。
ミシュランはトータルバランスに優れているタイヤを主に製造、販売しております。
これはPS4に限らずですが、すべてのタイヤに安心、安全の性能が必要十分以上に備わった上でスポーツな部分だったり、コンフォートな性能を味付けして色々なラインナップが成り立っております。
車との相性とも相まってとても高評価を頂けたのは大変うれしいことでございます。
ありがとうございます。
皆さまからも是非レビューを頂けると嬉しいです。

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