今朝方の飛行機で北の大地北海道へとやって参りました、店長マツモト。
NOKIANタイヤにお招き頂き、日本の雪でNOKIANのスノータイヤの性能を試す機会を頂きました。
さて到着すると、昨日まで雪祭りだった北海道。
もっともっと雪で溢れかえっているのかなと思ったらここ二日間非常に暖かい気候だったとのことで、道路にはほぼ雪はありませんでした。
新千歳空港から1時間半ほどバスに揺られて試乗会の会場であるモータースポーツ札幌という所へ到着。
ここはどうやらダートラ場のような所で冬季は雪上走行を楽しめるクローズドな施設のようです。
フィンランドからはるばるやってきたNOKIANタイヤのエンジニアによる座学やモータージャーナリストさんのお話を伺ってからの試乗。
この暖かい気候のおかげでコース場は雪が溶けて所々シャーベット状の路面になっておりました。
NOKIANハッカペリッタR3のタイヤパターンがくっきり
東京でタイヤを販売する私としては非常に興味深い路面となりまして乗る前からワクワクです。
非常に水分を多く含んだシャーベット状の路面は乾いた雪より断然滑ります。
北海道の雪!を堪能したかった反面非常に勉強になるコンディンションで無事ぶつけることなく試乗を終えることが出来ました。
タイヤもですがメルセデスの電子デバイスの介入は非常にスムースでとても乗りやすかったです。
今シーズン当店でも販売させて頂いたハッカペリッタR3はハンドルの応答性もよく、回り込むようなコーナーでも思っている通りのラインをトレースすることが出来ました。
雪道に慣れない私は何が一番怖いかというと、思っているように曲がれず膨らんだ時が一番恐怖を感じます。
例えばスキー場に向かうつづら折りの片道1車線の道路。
右へ左へ曲がる際に思ってる以上に膨らんだ時に対向車がきたらゾッとしますよね?
限界は極端に高くなくともハンドルから伝わってくる感覚と自分の感覚がリンクしていることがスノータイヤに求められるカタログで見えない重要なファクターじゃないかなと思います。
そういった点でいうと私レベルの運転ですとシャーベット状路面でもアンダーが出ることなくブレーキを踏んでちゃんとしたインフォメーションがあり非常に安心感のあるタイヤでした。
ちょっと画角、画質悪いのですが動画を撮ったのでお時間ある時にご覧いただければと思います。
さてこれから全国から参加しているディーラーさんや同業者のタイヤ屋さんと交流会があるようですので、この業界若輩者の私はたくさんの先輩からありがたいお言葉を頂いてこようかと思います!
北の大地より速報でした。