THREEHUNDREDアバルト用に開発されたサスペンションの最高峰キット。
サスペンションキットPro
プロ用の足!というわけではもちろんありません。
ただし上級者からのこだわりのセッティングにも応えられる完全オートクチュールのモデルとなります。
低速域での快適性能とサーキットなどの大きな入力に対して必要とされる性能は相反する部分です。
懐深いサスペンションキットストリートには補いきれないその先のニーズにも完全対応します。
本日当店のオーナー様にお取付させて頂きました。
当店としてははじめてのお取付でして改めてその商品について取付ながら気づいた作り手のこだわりの部分をご紹介したいと思います。
まずは足回りの構造上かなり短いリヤサスペンションの油量を補う為に完全に新設計されたオリジナルのリヤサスペンション。
アルミのシェルケースは非常に軽く決してリザーブタンクをつけたからといって重くなるということはございません。
今回お取付させて頂いたサスペンションの仕様はデモカー298と同じ仕様となります。
街乗りでのフラットな乗り味はそのままにサーキットでのセッティング幅も大きく持たせているこの仕様。
正直今まで乗った事のないタイプの足です。
このモデルにはかならず仕様のラベルが張ってこざいます。
ご注文の際は是非ご自身の用途を詳しくお伝えください。
ご希望に答えるサスペンションがきっと手に入ります
そしてもう一つのこだわりがこちら。
フロントサスペンションのストラットの取付穴です。
上部の穴が長穴加工になっているのが見えると思います。
ここの取付位置でフロントキャンバーを変更出来るようになっています。
さらにここからがびっくりのすごいところはその長穴に合うブラケットが付属しています。
2種類付属していまして取付方向で4段階のキャンバー調整を容易に可能にしています。
このブラケットがあれば走行を重ねていってのキャンバー変化が起きる可能性を激減させてくれます。
取り付けた感じです。
取付後にアライメントテスターに乗っけるとなんと左右差が0.01度というかなりの高精度。
これはかなり使えます。
ピロアッパーの調整よりも簡単にずれなくキャンバー変更出来ます。
品物の代金はなかなかの物ですがそれ相応の価値のある商品であることは間違いありません。
サスペンションは特にお取付してからが本当のお付き合いになります。
ただ付けて終わりでなくこれからサーキット走行を楽しむにつれ好みやスキルの変化も出てくると思います。
まずはこの足の特性に慣れて頂き、思いっきり楽しんでもらいそこからまた新たなステップアップをご用意しておくことに致します^ ^
オーナー様お買い上げ誠にありがとうございます。