さて早速ではございますが、こちらの特徴的な顔立ちのお車。
皆さんご存知でしょうか?
ALFA ROMEO 1600 Junior Z
というそうです。(オーナー様に恥を忍んで教えていただきました。)
以前も当店でタイヤ交換させて頂いたのですが、よりオリジナルライクな仕上がりへということで新しいけど古き良きあの頃のタイヤに交換させて頂きました。
ミシュランのXASというパタンのタイヤにスペアを含め5本交換です。
タイヤサイズ165/HR14になります。
XASはチューブタイプのタイヤとなりますので、チューブが必要になります。
こちらがミシュランの上記サイズに適合したチューブです。
ちなみにイタリア製でした。
ミシュランのロゴも当時のままのあの感じ。
多分ではございますが、当時から同じ釜を直し直し使用しているのではないでしょうかね?
当時としてはかなり珍しかったであろう左右非対称のパタン。
特徴的なのサイドウォールにかかる部分の深い山型のサイプです。
コーナーリング時にロールしきった所でブロックとブロックが密着するであろうデザイン。
今見ればまったくスポーツタイヤっぽくはないのですが、色々と考え抜いた末のデザインなんでしょうね(*^_^*)
こちらのお車は後期型で1600CCの排気量のモデルになるそうなのですが、73年式、当時のオイルショックの影響をモロに受けて総生産台数は世界で400台ほどととっても貴重なお車なのだそうです。
ザガードデザインという事もあってまあとにかく凝ったデザインで今の車ではありえないような演出がところどころにあってついつい見とれてしまいました。
そしてオーナー様何も知らないが故に失礼なご質問の数々大変失礼いたしました。
ミシュランタイヤは古くは1930年代から現代のスーパーカーまで幅広いラインナップを持っています。
続けるだけ損な気もしますが流石はヨーロッパのタイヤメーカー。
流通量は確かに多くはございませんがとても幅広いラインアップもご用意しております。
ミシュランのホームページよりサイズラインナップはご覧頂けます。
このような貴重なお車をお任せ頂けるのは非常に励みになります。
また巷のタイヤ屋さんで古いよくわからない車だからといって門前払いを食らってしまったオーナー様、出来る限り力になれるようご相談に乗らせて頂きますので、是非お問い合わせ、ご来店くださいね。
オーナー様いつも当店をご利用頂き誠にありがとうございます。
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追記早速オーナー様よりタイヤの印象をご連絡頂きましたので、ご報告させて頂きます。
ミシュラン XASとても良かったです。
タイヤが軽く感じ、乗り心地も良くなり(あたりが柔らかくなりました)ハンドルも軽くなりました。
古いせいもありますが、以前のタイヤは、ごつごつして不快だったのは何だったんだろうという感じです。
このタイヤは、基本的な車の性能をきちんと引き出していると感じました。
少し値段が高いですがこの時代の車には、自信を持ってお勧めできます。
また、今後もよろしくお願いいたします。
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