スーパークラシックなお車のホイールバランス作業のご紹介です。
初代マセラッティ ギブリの純正ホイールです。
ただ古いだけであれば特にホイールバランスを取る事自体特殊な事はなんらないのですが、
このホイール(多分カンパ製)はセンターホールの径が非常に小さいのです。
一般的なホイールバランサーのシャフト径では太すぎてバランサーにセットすることができません。
今回はお取引のある業者さんからの作業委託です。
タイヤ新品のミシュランXWXに交換された状態でお持ち込みされました。
にしてもこういったクラシックタイヤをいまだに生産してくれるのはさすが車文化が根付いているヨーロッパならではですね。
当店にあるバランサーではホイール PCDに合わせてセット出来るアダプターを所有しておりますので
こういった場合はホイールナットでバランサーにセットすることで対応することが出来ます。
このアダプターのすごい所は3穴から5穴まで幅広く対応出来る所です。
ヒストリックカーだけでなく特殊なホイールで他店にて作業不可とお断りされた物でも
お力になれることがあると思いますので、是非お問い合わせ頂ければと思います。